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電車で読める簿記の本
 

◆本書はパソコン会計の「門前書」
門に入るのが「入門書」なら、門に入る前は「門前書」です。本書は、パソコン会計に「入る前」に読む本ですから、「パソコン会計の門前書」というわけです。本書は、パソコン会計に入る前に、
1.「仕訳ができる力」
2.「元帳がわかる力」
3.「補助簿が見れる力」
4.「試算表が読める力」
5.「決算書が分析できる力」
など、「簿記の力」をつけることを目的とした「簿記の本」です。

◆簿記教育のノウハウをつめ込んだ1冊
著者は長年の簿記専門学校での簿記教育の中から、独自の教育ノウハウを確立しましたが、鈴峯女子短期大学で10年間、広島経済大学で3年間の簿記教育で、その成果を実証することができました。
わずかな「基本的な原理」のみを覚えれば、簿記はわかるのです。本書で、そのノウハウを説明しますが、まず第1章と2章を確実に覚えてください。
本書は「通勤電車で読める簿記の本」ですから、机にかじりついて読まなくても、十分に理解できます。
電車で片道1時間として、往復で2時間、月曜日から金曜日までの5日間、合計10時間でチャレンジしてみてください。
簿記の知識が身につくと、一生の得です。
そして、パソコン会計の世界に入ってください。数字が面白いほど読めるようになり、あなたはきっと驚かれるでしょう。

 

税理士 黒木貞彦 著
星雲社 定価 1,260円(税込) 2009年1月7日初版第1刷発行