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両親へのアドバイス 老後を自活する相続対策
1.両親のために書いた提案書 相続は、子供に主導権はありません。自分の財産は自分で思うままに使い、思うままに処分すれば良いのです。本書は両親の視点からまとめています。 2.老後も自活しなければならない時代 老後の資金を子供に負担させることができない時代となりました。老後の自活を支えるために必要な資金額について検討し、1つの目安を提示します。 3.不動産を相続人に売却して承継 両親の自宅や所有する財産を、子供が欲しければ子供に売却し、その売却資金を老後の生活資金として使います。資金が残ったとき、贈与を検討します。 4.信託による新しい承継方法 受益者連続型信託は、30年先の相続まで受益者を指定できます。高齢者の財産管理のための信託や生命保険信託など、財産承継対策の幅が広がります。 5.再び脚光を浴びる小規模宅地の特例 平成27年1月1日以後の相続から適用される新しい小規模宅地の特例は、特定居住用宅地の面積が拡大し、さらに特定事業用宅地との完全併用が可能です。   税理士 黒木貞彦 著 中央経済社 定価2,200円+税  2014年6月1日初版